できるのは治療だけじゃない。笑顔あふれる場所を目指して!

特別養護老人ホームから転職して、早10年。心に留めているのは、利用者の方々は患者様ではなくお客様、自分の仕事はサービス業でもあるということです。施設を楽しい場所にするための職員の一体感は抜群で、利用者様も同僚も笑いが絶えません。
その中で大切にしているのは、誰が勤務しても同じ雰囲気、同じ品質のサービスを提供すること。丁寧な言葉遣い、利用者様を子ども扱いしないなどの基本は全員で徹底しており、人生の先輩方から学ばせていただくという気持ちで仕事に向き合っています。
一緒に働く仲間も責任感の強いスタッフばかり。長期のお休みを取ることになっても安心して後を任せられるので心強いですね。
自分の仕事の価値を再認識したのは初めての看取りのときでした。ご家族の方から「こちらのデイで過ごせて、毎日楽しかったようです。ありがとうございました」と言われたとき、看護師の自分には治療する、命を救う以外にもできることがあるんだと実感しました。楽しく幸せな時間をサポートできるこの仕事に、日々やりがいを感じています。
S.Y(看護師)2005年入職
どんなときも、支え合う頼もしい仲間と、これからも一緒に

結婚・妊娠を機に一度は訪問介護の仕事を退きましたが、子どもの成長とともに復職を決意。保育所の送り迎えがあるため、日中勤務が中心のデイサービスの仕事を選びました。小さなお子さんがいる職員や介護中の職員も多く、持ちつ持たれつの精神はもちろん、常に寄り添い合える仲間の存在に助けられています。
また、資格取得支援の補助や業績に応じたボーナス支給など、待遇面も充実しています。他にも利用者様と一緒に作り上げるイベントも職員の楽しみのひとつ。運動会では実際に選手宣誓をするなど全員が本気で取り組んでいます。
人生経験豊富な利用者様や個性豊かな職員の会話は、隣で聞いていて飽きません。生真面目な利用者様が真顔で冗談を言ったときなどは一同大笑い。あるときは認知症の進んだ方が、「息子さんは元気?」と話しかけてくださり、その鮮明な記憶力に驚かされることも。本当に毎日が小さなドラマの連続です。責任の大きな仕事ですが、それ以上に笑顔があり、感動があります。多くのことを吸収しながら、まだまだステップアップしていきたいです。
M.K(介護職)2017年入職
「目の前の人の為役に立ちたい」この思いが、成長の原動力

私は新卒で入社し10年、介護職として勤務しています。デイサービスのご利用者様に、入浴、排泄、食事のお手伝い、機能訓練やレクリエーションの提供、また認知症予防を目的としてタブレットを活用した脳トレや季節ごとにイベントも行っております。『デイサービスで楽しい時間を過ごし、心身ともに元気になっていただく』、これがデイサービスの役割だと思っています。ご利用者様の体調の変化にもすぐ気づけるよう、声掛けや傾聴に努めていると会話を楽しみにされる方も増えてきました。ある80代のご利用者様は、下肢筋力が弱く、ご自宅では這って移動する生活を送られていましたが、当施設で機能訓練に熱心に参加された結果、家事ができるほど元気になられたことを通して、大きなやりがいを感じました。
文系出身で未経験での入社でしたが、ご利用者様やご家族様と接している内に介護の仕事が自分にあっていると感じるようになりました。ご利用者様に寄り添う気持ちが信頼関係をつくり、技術は後からついてくることを実感。介護を極める為、初任者、実務者研修を取得したことが、介護福祉士の国家資格合格に繋がり、現在は全体を統括するサービスマネージャーとして後輩の指導・育成にあたっています。人を知るほど“この方の為に”の気持ちが増し、“役に立ちたい”思いがここまで成長できた原動力だと感じています。
今後は介護技術や経験を通して、施設を支えるサービスマネージャーを一人でも多く誕生させることが目標であり、ご利用者様から親しまれる介護のプロとして、高齢者の生きがいを創出したいと思います。
K.T(サービスマネージャー)2012年入職